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第3回 大喜利企画 前編
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第3回 大喜利企画 前編

2016/01/15
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新年明けましておめでとうございます。毎度ご愛読いただき誠にありがとうございます。昨年に続き、スガタリサーチのリサーチャーで大喜利企画を開催いたしました。回答が多かったため、前半後半と2週に分けて投稿することになりました。

今週は【一文字予測2016】と【2016年ヒット商品予測番付】の2つのお題に対する回答をどうぞお楽しみください。

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【一文字予測2016】

2015年の漢字には「安」が選ばれましたが、今年は何が選ばれるでしょう。
スガタリサーチのリサーチャーが予測する今年の漢字1文字を発表いたします。

悩

「悩」

昨年から施行されたストレスチェック制度により、社会全体が改めてストレスとどのように向き合っていくべきかが問われる1年になると予測する。ストレスとの向き合い方を考え過ぎて、以前より一層悩みが膨らむ人が増えることから「悩」の年とした。(MK1)

激


「激」

2015年の一文字は「安」であったが、パリの同時多発テロや安保法案可決など不安を掻き立てる「安」だった。今年は、そのような不安が解消されることを望みたいが楽観視はできない。
2016年は、リオ五輪やアメリカの大統領選がなど世界的に注目されるイベントが多く、良くも悪くも世界情勢がさらに激しくなる1年と予測する。(AK2)

 

備

「備」

「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つの視点から、様々な備えが拡がると考えられる。
1.「ヒト」の視点:ストレスチェック実施などに伴い、個人・企業での健康への備え。
2.「モノ」の視点:テロや国際的な政情不安もあり、公共のインフラや個人・企業での安全への備え。
3.「カネ」の視点:中国株安などを世界的な株安傾向にあり、個人では、金の購入など資産に対する備え。また、企業の戦略などにも影響がでると考えられる。
4.「情報」の視点:マイナンバーの利用がスタートし、個人・企業での情報漏洩などに対する備え。(MK2)


新

「新」

「マイナンバー制度の導入」や、「電力小売り自由化」、6月には「18歳の選挙権適用」など、社会に新たな制度が多く取り入れられる2016年。国民の関心も高く、これらの導入が市場に与える影響も大きいのではないだろうか。また、「新函館新幹線」開通で東京―新函館北斗間が約4時間で結ばれ、これまで遠く感じられた北海道への観光需要拡大が期待される。(AN)

 

海

「海」

海岸沿いの伊勢志摩サミット、グアナバラ湾の汚染が心配されるリオ五輪、関西国際空港や大阪伊丹空港に導入されるコンセッションなど海にまつわる行事・施行が多く開催、実施される。(AK1)

 

惑

「惑」

いまだにマイナンバーの用途が浸透していなかいというような点から、国民が困惑する部分が多いのではないかと考えました。(MT)

 

似


「似」

「過労死」という言葉を生み出した日本企業にストレスチェック制度が義務付けられた。
スマートフォンの普及などにより、日常生活の中でもグローバル化が進んでいることを感じられるようになり、2020年の東京オリンピックに向け、日本は所々海外向けに変わろうと積極性を見せている。この変化はこれから加速し、だんだんとG7に属する他国との区別が難しくなってくるのではと考える。(RM)


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【2016年ヒット商品予測番付】

2015年も多くのヒット商品が生まれました。私達が予想する今年のヒット商品を紹介いたします。

 

AN

「テラハ風エコノミーホテル」

今後さらに増加が見込まれる訪日観光客や国内旅行者の間で、格安で設備の行き届いた宿泊施設として、広がりそうなサービス。共有スペースで様々な宿泊者と交流が出来る一方、希望すれば個室での宿泊も可能。「一人旅で新たな交流や出会いの場は欲しいが、宿泊時のセキュリティ面も気になる」のような多様なニーズに応えるホテルとして人気が見込まれる。(AN)


AK1

「ピクニック・パーティ」

キャンプよりも気軽で、コストもかからない。SNSでの注目も集められる「写真充」をくすぐるイベント。(AK1)



MT

「北海道新幹線」

昨年は“北陸新幹線”が大きな話題になった。
そして今年2016年3月に東京~函館まで新幹線が開通する予定となっている。
「所要時間:約4時間」で、「人気の観光地」の北海道まで「乗り換えなし」で行けるようになるので、話題になることは間違い無しだと思う。(MT)


MK1


「ストレス発散グッズ」

普段の生活の中で容易にストレス発散が行えるグッズがヒットすると予測する。

「叫びの壷」…壷の中に自分の思いを叫び、日頃から溜めたストレスを吐き出す
「いつでもどこでもホームランバッド」…いつでもどこでもバットを振る快感でストレス発散ができる
「パルスエッグ」…握るだけ快眠が得られる(MK1)
出典:https://matome.naver.jp/odai/2142621513046578501

 

AK2.1

AK2.2

 

「シェアリング・エコノミー」

訪日外国人観光客数が過去最大となった2015年。今後も、外国人観光客が増えることが予想されているが、それに伴いホテルを中心とした宿泊施設の不足が問題とされている。東京・大阪ではホテルの稼働率は平日でも90%近くに達しており、週末ともなれば満室かつ宿泊費も跳ね上がってしまう。
そんな状況の中、2008年にアメリカのカリフォルニアでスタートした民泊サービスAir B&Bの人気が日本でも高まってきている。民泊とは、空き部屋を利用して、観光客に部屋を貸すサービスである。実際に、Air B&Bの登録者(ホスト側)は、前年比2倍となっており、需要が増えていることは明らかである。
このサービスのメリットとして、宿泊側は、ホテルに比べて低料金で泊まれることや日本の家に宿泊して文化を味わえるなどである。ホスト側は、空き部屋を活用して収入を得られることや世界各国からの旅行客と交流ができるなどである。
東京オリンピックにも備えて需要が高まるサービスではあるが、現段階では一部を除き、法的には認められていないため、今後規制が厳しくなることも予想される。
ただ、大手不動産も、民泊向けの物件を貸し出すことを検討しているなどの動きも見られ、2016年はさらに注目されるサービスと予測する。また、参考までに民泊と同じようなサービスで、タクシーの代行サービスも日本でも浸透しつつある。
(AK2)

 

MK2

「体感型4D映画」

1.SWで初めて4Dを体感し、気に入った人が多いと思われる。https://setsuzoku.nifty.com/koneta_detail/151127000324_1.htm

2.2016年は、4Dに向き、期待値をはずしにくい続編の大作アクションの洋画が多い。https://movicomi.com/2016-movie/

3.休日の並びが悪いため、近場のレジャーが増えると考えられる。https://matome.naver.jp/odai/2144733802241961101
(MK2)
      

RM

「車の未来」

電気自動車が街中を走っていても、驚くことはなくなった。最新の自動車だと、スマートフォンと連携しているものも多く、近未来的な雰囲気を漂わせるものが最近の自動車なのかもしれない。しかし、2016年には「自動車の未来」が見えてきて、大きな話題を呼ぶと予測する。自動運転が可能な車の開発には次から次へとメーカーが挑戦し、いよいよ日本初の自動運転カーはTesla社が本日より提供を始めた運転ソフトウェアによって導入された。日本でかなりの人気を誇るアップル社も電気自動車の開発に関わるかもしれないという噂もあるなかで、Google社とTesla社はロボットカー/無人運転車を目指し、開発・試験走行を進めているということで、今年は未来の車が注目されるのではないだろうか。(RM)

 

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大喜利前半編、楽しんでいただけましたか。
来週は、第3回大喜利企画後編【2015年流行語引用】の回答を投稿いたします。

【ご意見ご感想がございましたら、こちらのメールアドレスまでご連絡ください: goiken@sugataresearch.com

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